AI社会に必要なスキル:課題発見力
課題の解決ではなく、課題の発見が大事
AIの得意なことは、過去の膨大なデータを吟味して、最適解を出すこと。この精度はますますあがっていく。
僕の好きなアマゾンで具体例をあげる
1アマゾン内で客単価が低い(アマゾン社内の誰かがこの課題を発見した)
2客単価をあげるために、抱き合わせでたくさん買ってもらえばいい。
3この商品を買った人が一緒に買っている商品(レコメンド機能)を開発
4人工知能が最高のレコメンドをする(課題解決力)
こんな感じで、まずは課題を発見しないといけない。あとはその課題をクリアするには、人間のちょっとしたアイデアと人工知能をかけあわせたら簡単に解決できてしまう。
課題発見は難しい
課題を発見するってやっぱり難しいことだけど、これは訓練次第。なれたら、世の中課題だらけなことに容易に気づくはず。
課題発見力を鍛える訓練で一番僕がおすすめするのは、「●●さんは、いま何に困っているかな?」と考えること。
たとえば飲食店に入ったときに、「ここの経営者はいま何に困っているのかな?何が面倒だと感じているかな?」などを考える。
もっと身近な人でもいい。
自分の恋人や家族がいま日常(プライべートや仕事)でどんなことに困っているかな?
何が面倒だと感じているかな?
こんな感じで考える。
僕は仕事上、常に誰かの困りごとを考えるクセがついている。もう四六時中考えている。
そうすると毎日外を散歩するだけで、課題だらけなことに気づく。そうするとビジネスアイデアがとまらなくなる。
まとめ
AI(人工知能)社会といってもビビる必要はない。AIができないことを知って、あとはそのできないことをできる人間になれば食いっぱぐれることはない。
課題を解決する能力はAIに任せればいい。課題を発見する力を養おう。 次回は、未来予測力について。